私の韓国語勉強法②
- 清水碧
- 2018年8月15日
- 読了時間: 3分
更新日:2023年3月23日
今日は前回に続いて私の韓国語勉強法について書いていきます。
私が韓国語も含めて語学の学習で最も大事だと思っているのは単語です。単語はあらゆることの基礎であると思っています。それは韓国語だけでなく、英語でもそうです。ですので、高校生の時は英単語を毎日覚えていて、東京外大の朝鮮語専攻にいた時は、韓国語の単語テストが定期的にあったので、いつも韓国語の単語を覚えていました。院試の時も英語と韓国語の試験があったので単語を覚えていて、TOPIK(韓国語能力試験)を受ける時も単語を覚えていました。
単語は全ての基礎である思うので、とりあえず単語を毎日覚える、というのが大事だと思います。覚える量は自分で決めたら良いと思います。
単語の他に私が大事だと思うのは、毎日少しずつで良いので「聞くと読む」ということです。アウトプットの方の「話すと書く」、特に「話す」の方はなかなか一人ではできなかったりしますが、「聞くと読む」は比較的やりやすいと思うので、必ずやります。
「聞くと読む」ことは、一見関係ないように思えて、「話すと書く」ことに深く関係しています。つまり「聞くと読む」をしっかりやっていくことが、「話すと書く」の力の向上にも繋がります。
さらに、可能であればこの「聞くと読む」をする際にもう1つ作業を取り入れてみると良いと思います。それは単語を逐一調べて確認するという作業です。読んだり聞いたりした時に分からない単語や、綴りが曖昧な単語は必ず出てきます。全く知らない単語の場合はもちろん、文脈で意味は分かるけど、知らない単語であったり、知っている単語だけど、綴りや意味が曖昧であったりする場合も、それらを放っておかず、逐一辞書で調べます。今はスマホを使ってネットの辞書で簡単に調べられるので便利です。
耳で聞いたり、文字で見たものを、辞書で調べてもう一度確かめる、という作業を繰り返すことで、頭に刻み込まれて少しずつ定着していくように思います。
この、単語を覚えることや、「聞くと読む」こと、そして前の記事であげた勉強法も含め、どの勉強法もある程度の期間続けてみないとその効果は分かりません。
私は個人的には、3か月は続けた方が良いと思います。単語を覚える場合でも、毎日何個覚えると決めたら、3か月はやってみます。3か月くらいやるとだいたい何かしら効果が出ます。逆に3か月やったのに何も効果が出ない場合は、何かが間違っています。ですので、その場合は修正したり、中止する必要があります。3か月やると少しずつ効果が出てきて、それでまた3か月やって、結局半年ぐらいやるとだいぶ効果が出てきて、かなり変わっているのを実感できます。実感すると、それ以降はどんどん続けていけます。
最後に、前の記事でも述べた、勉強で一番大事なのは「自分に合った勉強の仕方を習得する」ということについて述べて締めくくろうと思います。
「自分に合った勉強の仕方を習得する」ためには、自分の性格や癖などをよく知る、把握するということが大事だと思います。そのためにはまず、自分のことを観察することが大事です。同じ韓国語を勉強するにしても、性格や癖はもちろん、生活形態や、今置かれている状況などは人によって全く異なりますよね。
例えば性格でいえば、私はコツコツやるのが得意ですが、それが負担になる場合は、コツコツやるのではなくて、自分に合った別のやり方でやったら良いと思います。どういう風にしたら自分がより「効率よく、楽しく、永く」学習を続けられるか、まず自分自身や自分の状況を観察をして、自分のことを把握します。その後にいろいろな方法を試してみて、こういう勉強法はやってみて合うなと思ったものは続けて、合わないなと思ったらやめたり修正したりするのが大事だと思います。これはもう自分で試行錯誤していくのみです。
韓国語勉強法の話はこの記事で一旦終わりにしますが、また記事にしたいと思うことがあったら書きたいと思います。

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