私の韓国語勉強法①
- 清水碧
- 2018年8月8日
- 読了時間: 4分
更新日:2023年3月23日
今日は私の韓国語勉強法について書こうと思います。
私の韓国語の勉強法は、韓国語のみならず他の科目の勉強法とも深く関係しています。具体的には、主に私が高校生の時に身につけた勉強法をいろいろ進化させたり、修正したりしながら今も使っている感じです。
勉強法について述べる際にまず最初に書いておきたいことがあります。
私は勉強するということの半分は、「勉強の仕方を勉強する」ということだと考えています。勉強は、実際に学習するということが半分で、残りの半分は「勉強の仕方」を学ぶこと、習得することだという風に思っています。
ですので、「韓国語勉強法」について述べる際には、韓国語能力を向上させるとともに、自分に合った勉強の仕方を見つけていくことを目的として書いていきます。
それでは具体的な勉強法について書いていきます。
高校の時から使っている勉強法で韓国語にも生かしているものの1つ目は、先生や学校(などの機関)に与えられた教材をそのまま使うということです。
具体的に言うと、高校時代、英語の時間に定期的に単語テストがありました。単語テストに用いる単語帳として「ターゲット1900」を学校から支給されました。英語の代表的な単語帳はターゲットの他にもいくつかあると思います。同級生の中には、単語テスト以外の普段の学習時にはターゲットではない単語帳を使っている人もいました。
ただ私は学校の試験以外にも、自分で単語を覚えたり、受験勉強の際にもずっとターゲットを使っていました。
単語帳に限らず、私は教科書や問題集などの教材は、基本的に学校で支給されたものを使っていました。もし、学校で支給されたものに加えてプラスαでほしい教材がある場合は、担当科目の先生に聞いて、先生が勧めてくださったものを買って使っていました。
なぜかというと、良いと言われている教材は、どれを使っても、きちんと最後まで使えば、力がつくようになっていると思うからです。それだけ有名で売れているものは、そういう風にできていると思います。つまり、きちんと使えばどれを使ってもそれほど違いはないと思います。
でしたら、学校で支給されたものを使う方が早いし、下手に学習者で素人の自分が選ぶ教材よりは、先生、つまりそれを専門にしているプロが選んだものを使う方が間違いないと思います。
ですので、まずは自分で教材を選ばずに支給されたものをとことん使っていくというのが私の勉強方式です。
勉強法の2つ目は、例えば教科書や問題集等をいくつも併用したりせず、とりあえず1つのものを使い込むことです。(全部で1つの本ではなく、教科書1冊、単語帳1冊、問題集1冊といった具合です)
1つの教材を使い込んで、最後までやるのは当たり前なのですが、いろいろな使い方をしてみるということが重要です。
いくつも本を揃えて、ちょこちょこつまみ食いをするような使い方をするよりは、とりあえず1冊の本をとことんやって、それを使い切ったら、次に行ったら良いと思います。もちろん参考にする本が別にあるのは良いのですが、自分がメインに使う教材をまず1つ持つのが良いと思います。
例えば、私は大学1年生の時に、韓国語の授業で教科書の本文を覚えるように先生に言われて、いろいろな方法で本文を覚えました。
本文のCDの音声を聴いて追いかけて読むシャドーイングをしたり、CDの上から声を被せて読むオーバーラッピングをしたり、CDを聴いて書き取るディクテーションをしたり、CDの音だけを聴いて、教科書は見ずに追いかけて読んでみたり、そして何も見ずに全部覚えて暗唱してみたりしました。
ですので、大学1年生の時に使っていた教科書の本文を今も覚えているくらいです。
有名できちんとした教科書でしたら、その教科書の本文を全部、どんな時でも暗唱できるくらい覚えて、かつ書けるようになれば、それだけ勉強しているということですし、かなりの実力がついていると思います。
教科書の本文というのはきちんと考えられて作られているので、本文を完璧に覚えて書けるようにするだけでかなりの勉強になると思います。
いろいろな教科書に手を出したくなってしまいますが、とりあえず1つの教科書、特に、最初に述べた、まずは先生や学校に勧められた教科書を徹底的に使い込むというのが私は良いのではないかと思います。
「私の韓国語勉強法」は次の記事に続きます。

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