博士課程まで行ったけど、フリーランスで韓国語を教えている理由
- 清水碧
- 2021年11月19日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年4月20日
今日は私が大学院の博士課程まで行ったけど、現在フリーランスで韓国語を教えている理由について書きます。
こちらの記事はブログの「私のこと」というカテゴリーに入れていて、このカテゴリーの一番最後の記事を書いた時点では、まだ博士課程在学中でした。在学中からフリーランスで教えてはいたのですが、今は博士課程を満期退学し、本当のフリーになったので、改めて記事を書くことにしました。
さて、タイトルの件ですが、結論から言うと、韓国語を教えるのは好きだけど、研究は好きになれなかったためです。大学教員になると(大学教員になるのは非常に狭き門なので、実際になれるかどうかという問題はここでは置いておきます)、教育と研究の両方をやっていく必要があります。私は教育はやっていきたかったですが、研究は好きになれませんでした。。
それでも韓国語を教える仕事をやりたいという気持ちは変わりませんでした。大学教員にならず韓国語を教えていくにはどうしたら良いか悩みに悩み、教える場所がないなら自分で作ってしまおうと思い、無謀にも;^^フリーランスで教えることにしました。それで今5年目、なんとか続けていっている感じです。
フリーランスの韓国語教師をやるということは、教えること以外に、いわゆる企画・広報・営業・経理などを一人でやることになるので、正直なところ大変で、思った以上に孤独です。ですが、このやり方が自分には一番合っているかなと思います。
これが私が博士課程まで行ったけど、フリーランスで韓国語を教えている理由です。
私は結果的に研究者(大学教員)にはなりませんでしたが、大学院の研究生活で学んだこと(知識、方法論、考え方など)はその後韓国語を教えるに際にとても役に立っています。
最後に、今回この記事を書くにあたって、過去に書いた「東京外国語大学での学部時代」の記事を読んでいたら、学部時代の先生のことばの通りになっていることに驚きました。以下に引用してみます。
「清水さんは、高校の第二外国語や文化センターで、楽しく勉強するという経験もしているし、東京外大や韓国に留学したりして、専門機関で本格的に勉強するというのも経験しています。だったら、修士まで行って、もう少し勉強して、研究してみてから、自分が本当にどうしたいのかというのを、その時に考えてみたらいいんじゃないですか?」
結果的には博士課程まで行ったので時間がかかりましたが、私にはこのやり方、タイミングだったのかなと思います。

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