「自動詞と他動詞を使いこなそう講座」について
- 清水碧
- 2019年10月2日
- 読了時間: 2分
この度開講することになった「自動詞と他動詞を使いこなそう講座」について書きます。
これまでの講座は公募をしていましたが、今回は公募前に受講を希望してくださる方々がいらっしゃり、公募はしないことにしました。
ですが、来年以降にまた同じ講座を開講するかもしれないので、講座のことを知っていただくためにも、講座の募集要項および、講座の内容について書きます。
まず、本講座は2時間×2回の講座です。対象は韓国語上級学習者です。受講料は教材費込みで1万円となります。場所は東京都内です。講座の日時は受講者の方々の都合の良い日をお聞きして決めました。今回も定員は3人までの少人数の講座です。 次に、講座の目的を書きます。 本講座は、韓国語の自動詞と他動詞を使いこなすのが難しい場合があるため、それを克服できたらという思いから考え出しました。 自動詞と他動詞にどのようなものがあるか整理し、その中で自分が使い慣れていない自動詞・他動詞を知り、それを用いて会話することで身につけることを目的としています。
次に、講座の内容について書いていきます。
一口に自動詞と他動詞と言っても、種類がたくさんあるため、講座では自動詞と他動詞をグループに分けて扱うことにします。
まず、1回目の講座では、漢字語+되다, 하다,ペア、-지다, –뜨리다ペア、나다, 내다ペアの3つのペアを扱います。 2回目の講座では、-이-, -히-, -리-, -기-が入って自動詞や他動詞になるペアを扱います。
私の講座では、事前に講座の予習内容をE-mailで詳細に指示しています。今回は、上記の自動詞と他動詞のペアを調べ、整理してきていただきます。その上で、講座当日はご自身が使い慣れていない自動詞と他動詞を用いて韓国語でたくさん会話する時間を設けたいと思います。 自動詞と他動詞の学習はもちろん、韓国語で会話する時間を欲している方が多いと思うので、講座当日はできるだけ会話の時間を設けたいです。
最後に、自動詞と他動詞を扱うと、どうしても「受身」や「使役」といった他の概念と関係してきます。ただし、本講座の目的は、受身や使役を学ぶことではなく、自動詞と他動詞を使いこなし、きちんと使い分けられるようになることです。 ですので、関係してくる受身や使役を無理に排除はしませんが、一番の目的は、普段自分が韓国語を使っていて間違いやすかったり、混同しやすかったりする自動詞と他動詞を正しく使えるようになることであるということを強調しておきます。
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