ラジオのちから①
- 清水碧
- 2022年6月15日
- 読了時間: 3分
私はここ6年ほど韓国のラジオを毎日聞いているのですが、2回シリーズで韓国のラジオについて書いてみます。1回目の今日は私が韓国のラジオを聞くようになったきっかけと現在どのようにして聞いているかについて書きます。
私が今毎日聞いているラジオは“푸른밤, 옥상달빛입니다”(以下“푸름밤”)なのですが、最初に聞いていたのは“별이 빛나는 밤에 ”(以下“별밤”)でした。“별밤”を聞き始めたのは、私の韓国語の先生が“별밤”聞いていると昔おっしゃっていたのをなんとなく思い出したからでした。それでなんとなく聞き始め、わりと定期的に聞くようになったのが、강타さんがDJだった時からです。私は日本のラジオを聞かないので日韓の比較はできないのですが、강타さんの“별밤”を聞くようになってから、韓国のラジオって面白いなあと思うようになりました。
강타さんがDJを辞められて、その後なんとなく番組名を知っていた“잠 못 드는 이유 강다솜입니다(以下“잠 못 드는 이유”)”を聞いてみることにしました。この番組が私が韓国のラジオにとても魅力を感じるようになった、また1つの大きなきっかけとなりました。
“잠 못 드는 이유”が特別な番組に感じられた大きな理由の1つは、その放送時間帯にあると思います。“잠 못 드는 이유”の放送時間は深夜12~2時(最後の方は1時~3時)でした。といっても私は生放送で聞いていたわけではありませんでした。“잠 못 드는 이유”も含めて、上にあげたラジオ番組は全て放送翌日にPodcastというアプリで聞くことができるため、私は基本的に生放送ではなく前日のものを翌日聞いています。
それでも生放送が深夜の時間帯であった“잠 못 드는 이유”は、その時間に仕事や勉強や様々な理由で起きていなければならない人たち、眠れない人たちが楽しめる番組になっており、メッセージもそのような人たちのからの生の声が届くため、とても内容が充実していました。DJの강다솜さんはアナウンサーなのですが、声がとても美しくて、それも大好きでした。
ですので、“잠 못 드는 이유”が突然終わってしまうことになった時は、非常にショックでした。“잠 못 드는 이유”が終わってしまった後、また何かラジオを聞いてみようと思い、“푸름밤”は番組自体も、DJの옥상달빛の2人も知っていたので聞き始めました。
そしてある日、なんとなくPodcastではなく、生放送で番組を聞いてみたのです。生放送で聞く場合はminiというアプリを通してメッセージを送ることができるので、初めてメッセージを送ってみました。そのメッセージには「“잠 못 드는 이유”を聞いていたのですが、終わってしまってとてもショックで、옥상달빛も好きなので“푸름밤”を聞きに来ました。」というような内容を書きました。そうしたらメッセージを読んでもらえたのです。外国のラジオでメッセージを読んでもらえるとは思ってもみなかったので、それが嬉しくて“푸름밤”を聞き続けていたら、面白くて継続して聞くようになりました。
私は“잠 못 드는 이유”の時には一度も番組にメッセージを送ったことがなく、そのまま番組が終わってしまったことを後悔していました。ですので、“푸름밤”でメッセージを読んでもらってからは、無理して生放送を聞くことはしないけれど、生放送を聞いた時には、“안녕하세요?”だけでもメッセージを残したり、自分なりに思ったことを送ってみたり、コーナーに参加してみたりしました。運良くメッセージを何度か読んでいただいて、そうするととても嬉しく、またメッセージを送って、曲もリクエストして、そうしたら曲を流してもらって、という一連の流れがとても楽しいです。
今は上記のように“푸름밤”をずっと聞いているのですが、朝に支度をしながら生放送で“굿모닝 FM 장성규입니다 ”を流していることも多いです。朝のラジオなので、今日の天気や交通情報などが流れて、私は日本にいるけど、ソウルは今日はこういう天気か~などと思ったりしています。このラジオは“3분 잉글리쉬 (w. 애슐리)”という短い英語のコーナーもあって、それも楽しいです。
次の記事では、ラジオを聞くことによる学習面と精神面の効果について書きます。

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